NPO法人 日本平香る丘]は、四季折々の佳景、富士山と清水港を間近に眺める日本平(有度山頂上)のもともとある自然を活かしながら、 日本平山頂の展望台への道すがらをきれいにしようとボランティア活動を行っています。 参加ご希望の方は、申しつけください。

2013年活動のようす

3月 代替えの桜の植栽作業      9月 初秋のタマスダレ
4月 チューリップと春の芽吹き    10月 秋の作業とコスモス
5月 ハーブの新芽でお茶会      11月 ラベンダー新しい株のさし木
6月 梅雨入り ラベンダーの蕾    12月 市民の方と代替えの桜 植栽
7月 こどもたちのラベンダー摘み体験
8月 夏の植物と草とり作業

12月 市民の方と代替えの桜 植栽

今年3月に続き、山頂展望台近くの桜は古くなって、また台風で倒れてしまったものを、代替えを市民ボランティアのみなさんと植栽しました。この日は天候に恵まれ、作業後は、富士山を見ながら花畑でとれた無農薬のフレッシュハーブティをいただきました。

古くなった桜の木(奥) 肥料を入れ根をほぐします 水を入れます
この後、竹で支えを組みます ラベンダーの剪定の説明 フレッシュハーブティをいただきました

11月 ラベンダー新しい株のさし木

ラベンダーが冬を越すために、剪定をします。今年はこの時期でも葉が青々としています。枝ぶりのいい株から、さし木をして代替えに新しい株を育てています。

ラベンダー 様子をみながら剪定します ラベンダーのさし木とカモミール(手前)
剪定したラベンダーをさし木にします 苗床のさし木 苗 床

10月 秋の作業とコスモス

冬にそなえて、ボランティアの方々合同で堆肥をまいて、水はけや風通しをよくする為に畝を整える作業をしました。春に咲いてくれるのを楽しみにしながら、様子をみて球根を植えたり、種を蒔きます。コスモスが大きく育ち、ちょうど大人の顔の高さで花が咲いて、写真を撮る人も多く、楽しませてくれています。

コスモス コスモス 秋の花畑のようす
シュウメイギク 球根を植えています(アイリス) 堆肥をまいて畝を整えました

9月 初秋のタマスダレ

秋めく日本平には、花畑の縁を飾るようにタマスダレ(ゼフィランサス)が咲いています。
この度、堆肥枠を新たに増やしました。一年をとおして除草した草は集めて堆肥にします。 安全な土作りのために、無農薬にこだわり、手で草取りをかかさないようにして、それを活かして循環するような努力をしています。

ジンジャーリリーが満開になりました ブルースター タマスダレ(ゼフィランサス)
花畑の入口 タマスダレ いっせいに咲いています
1年かけて熟成される堆肥 堆肥枠を作る作業をしています 完成した新しい堆肥枠

8月 夏の植物と草とり作業

今夏は日照りが心配されましたが、ラベンダーは小さな葉が増えて元気に育っています。ラベンダーは乾燥した所が原種なので湿気が苦手です。風通しがよくなるように、 草とりをボランティアのみなさんでがんばっています。時折、いろいろなハーブのいい香りがして、作業を和ませてくれます。

ハーブふれ愛コーナー 香りが濃いです 除草中、草は堆肥にします ラベンダー 枝葉が増えました
メドーセージが満開です マリーゴールド ジンジャーリリー 蘭に似た香りがします

 
チョコレートコスモス ハルシャワギク ジンジャーリリー
フェンネルの花
 
メドーセージ(奥)
ラベンダーセージ
ミントの花
 
ステビアの花
 
フウセンカズラ
 
センニンソウ 仙人草
(クレマチスの仲間)

7月 こどもたちのラベンダー摘み体験

今年もラベンダーが満開になりました。風にそよぐ色も香りもやさしく爽やかで、とてもいやされます。一年をとおして、みんなでがんばって大切に育ててまいりました。今年はラベンダーの香りも色も濃いようで、花畑全体がラベンダーの香りをはなっています。

日本平山頂駐車場側を背景 手前の株が右の写真です 花を1本ずつ丁寧に摘みます 摘み終わると株が小さく感じます

静岡豊田幼稚園と日本平幼稚園のこどもたちがラベンダーの花摘み体験に来てくれました。 最初は長い花茎を持って切るのが大変そうですが、帰りには片手に持ちきれないほどになった香りの花束がうれしそうでした。

7月3日 静岡豊田幼稚園のこどもたち   
7月9日 日本平幼稚園のこどもたち   

6月 梅雨入り ラベンダーの蕾

 梅雨に入り、ラベンダーの花茎がぐんと伸びて、株の元の大きさの2倍ほどに感じられます。一株から放射状に伸びた花茎は抱えきれないほどで直径・高さ80㎝位にもなります。花先には、蕾が日を追うごとに大きくふくらみ、若草色からほんのりラベンダー色になってきました。草とり中など、近くにしゃがむと、いい香りがしてきて作業が進みます。
 ハーブふれ愛コーナーのいろいろなハーブも最盛期を迎えて、ますます人気です。紹介書きをみて、さわって香りの体験を大勢の方が楽しんでいただいているようです。

ラベンダーの花茎の蕾(6月初旬) ラベンダー(6月中旬) ゼラニウム
ラベンダー ラムズイヤー(左手前)
ラムズイヤー(花) ヒソップ(花)
ラベンダー (6月中旬)
フェンネル フェンネル(花)
チコリ チコリ(花)
サントリーナ(花) 紅葉(タネ) ハーブふれ愛コーナー(注※大きな画像が開きます 幅1700px×高380px)

5月 ハーブの新芽でお茶会

初夏にかけて一気に成長しようとする勢いのあるハーブの新芽で、作業後、メンバーとお茶会をしています。桜の木陰で風を感じながら、この季節ならではの格別なひと息の時間です。農薬を使わずに一年中、手入れして この場所で育った 摘みたてのフレッシュハーブティは、香りが深く、濃い味わいで、さわやかさや、体が温まる感じがします。

ハーブの新芽で摘みたての新茶会
 
カモミール、ローズマリー、ミント、セージ、
フェンネル、アップルミントなど        
昨年 株分けしたシラーの花が満開です
 
セージの花が満開です カモミール シラーの花 (ミツバチがきています)
シャクナゲ
ハーブふれ愛コーナー タイムの花 (手前)、ラムズイヤー カモミールの花
シャクナゲの花 マーガレット ポピー ラベンダーの新芽

4月 チューリップと春の芽吹き

昨年、静岡豊田幼稚園から頂いたチューリップが一斉に花を咲かせています。色や形、丈などもそれぞれ個性的で、一輪ずつ見事な存在感です。風に揺れる姿は耀いて、あふれるようです。大勢の方が写真を撮っています。洋ツゲやラベンダーも新芽が吹き、ミツバチも来ています。土を踏んだ時に、立ち昇る春の香りが勢いを増しています。

静岡豊田幼稚園から頂いたチューリップ チューリップ ネモフィラ(手前)とチューリップ
奥の斜面にはタンポポが一面に咲いています
洋ツゲの新芽とムスカリ
満開のドウダンツツジ 八重桜 野いちご
ラベンダーの新芽 色違いのムスカリ 人気のハーブふれ愛コーナー

3月 代替えの桜の植栽作業

 山頂付近では手入れをしないまま古くなった桜の木が沢山あります。何年後かの代替えになるように、展望台付近に新しい桜の苗を植栽しました。作業中は鶯が鳴いていて、この小さい苗もやがて、富士山を望み満開に咲いてくれるよう、大切に植えました。

桜の苗木 穴を掘り、炭をいれ 幹が傷まないように保護をして
日本平山頂吟望台付近 竹で支えをします 桜 
電波塔  桜が咲き始めました 駐車場入り口にドウダンツツジを植栽

今春は花畑の水仙、チューリップ、桜、アネモネ、ムスカリ、 アセビ、スノーフレークがなぜか一斉に咲いて、不思議な 光景になっています。例年は1ケ月半位かけて咲いていく 花々が一同に見られます。珍しいことで、山の気候と日本 平の風が関係しているのかもしれません。昨年この時期 は一面に赤紫のホトケノザが目をひいていました。山頂ま での道沿いに見られる桜も山桜や数種が咲いて、今年は 道中の桜模様も色濃く感じる気配です。

水仙、アネモネ スノーフレーク
アセビ(馬酔木) 水仙 水仙 スノーフレーク
アネモネ アネモネ チューリップ ムスカリ
[番外編]
パークウエイで
見かけた桜